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柴犬「カリンちゃん」〜理事長だより〜

2026/09/15

いつも当法人のホームページ(事業所だより)をご覧いただきありがとうございます。

今回は「特別企画」として、当法人の理事長より寄せられたメッセージをお届けします!

職員にとっても普段はなかなか直接お目にかかる機会が少ない理事長ですが、今回は法人の代表としての顔とは少し違った、知られざるプライベートな一面を綴っていただきました。

ご家庭での愛らしい“家族”とのほっこりする日常を、ぜひお楽しみください。

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我が家のアイドルは、12歳の柴犬の女の子、カリンちゃんです。

カリンちゃんとの出会いは、私が大学病院に勤務していた頃。相模原のブリーダーさんのブログで見かけて一目惚れし、生後間もない頃から一緒に暮らし始めました。

当時住んでいたのは、白金からほど近い都心の高層マンション。ですからカリンちゃんは、正真正銘の「港区女子」です。

都会育ちだから、というわけではないでしょうが、若い頃はアレルギーがひどく、当時鵠沼にあった犬の皮膚科専門の動物病院まで、東京から毎月通っていた時期もありました。

食事もカナダ産のアレルギー対応の鹿肉ドッグフード限定。一時期は「人間より食費がかかっているのでは?」と思うほどでした。

幸い治療の甲斐もあって、最近では比較的何でも食べられるようになりました。

そんなカリンちゃんですが、困った癖が二つあります。

一つ目は「逃走癖」です。

といっても、毎回ほんの一瞬の未遂で終わるのですが、車のドアを開けた隙に、リードをつけたままスルリと脱出。そして、なぜか近くで一番流行っていそうなお店を目指します。

宮古島でもやりましたし、都会ではコンビニに突入しそうになったことも何度かあります。最近では、茅ヶ崎の有名なパン屋さん「ナノッシュ」さんに入ろうと猛進。幸い重いドアに阻まれているところを、なんとか確保することができました。

大通りではなくお店を目指すあたりは、さすが港区女子......と感心している場合ではありません。飼い主としては毎回ヒヤヒヤです。

そして、もう一つの困った癖が「ゴミあさり」。

翌朝のゴミ出しに備えて置いてある生ゴミなどを、隅から隅まで念入りにチェックし、食べられそうなものを探し出します。当然、翌日はお腹を壊して下痢。本人はまったく反省している様子がありません。

最近は年齢とともに知恵もつき、ゴミだけでは飽き足らず、包装されたお菓子や乾物まで狙うようになりました。先日も、北海道土産でいただいた高級ホタテの燻製を、一晩のうちに数袋たいらげてしまいました。もちろん翌日はお腹を壊し、大変なことになりました。

数年前に平塚へ引っ越し、そんな「港区女子」もすっかり湘南の暮らしに馴染みました。

12歳といえば、犬としてはもう立派なおばあちゃんです。それでも、わんぱく盛りの子どもたちの遊び相手を嫌がらずに務めてくれています。

逃げ出したり、ゴミをあさったり、いくつになっても困らされることはありますが、そんなところも含めて、憎めない我が家のアイドルです。

子犬だったカリンちゃんも12歳。振り返れば、私たち家族の暮らしの変化をずっとそばで見守ってくれていました。

これからは、カリンちゃんと一緒にゆっくり、いい年を重ねていけたらと思っています。

少しでも長く、元気で一緒にいてほしい。

今はただ、そう願っています。

柴犬「カリンちゃん」
石井尚

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